四聖諦の苦しみから抜け出す4つの道とは?

もくじ
四聖諦の目的
四聖諦(ししょうたい)のキモは、苦しみから解きはなたれて悟りにいたることです。そうやって迷いの輪廻(さまざま生死のくり返し)から抜け出し、悟りの境地にたどり着き、やすらぎが訪れるようになります。
「この世の苦しみに生きるな」はどういう意味?
この世に生まれて肉体を持つと老いたり、病気になったり、最後は死んでしまったりしてしまいますね。
生老病死って聞いたことがあると思いますけど、このことなんです。生老病死があるから苦しみがあるんで、こんな苦しみの世界に生きるなと言うのが四聖諦です。
さらに、年を取ったり、病気になったりしないように、美容法を試してみたり、運動、睡眠、食べ物などで、いろんな健康法をやってみたりしたくなるので、こう言った欲が生まれて来ますね。
こういう欲に惑わされることのないようと、アドバイスしているのが四聖諦の役目です。生きる苦しみから逃れるのが仏教で、仏教を学ぶことで少しでも生老病死の苦しみをなくすことができるという考えです。
仏教だけが教える解脱
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教など世界にはいろんな宗教がありますが、苦しみから抜け出す道は仏教にしかありません!
人には生きる欲求、病気になりたくない欲求、死にたくない欲求がありますが、結局仏教しかこの世の苦しみから抜け出す方法がないんです。
苦しみは減らすこともできるし、苦しみは無くすこともできます。苦しみを無くすことを「解脱」と言い、解脱する方法を教えるのが仏教です。
四聖諦の意味はざっとこんな感じです。
「諦」は仏教では真理のことです。真理を見きわめたり、物事の本質を理解するといった意味があります。「聖」はご存じのとおり、神聖さや尊さのことです。
では、四聖諦のなにが4つなのか?みてみましょう。
四聖諦とは?
四聖諦~1.苦諦(くたい)
人生には苦しみがあるという真理です。生老病死、愛別離苦(愛するものとの別れ)、怨憎会苦(憎む者との出会い)、求不得苦(望むものが得られない苦しみ)などの苦しみです。
四聖諦~2.集諦(じったい)
苦しみの原因を解き明かす真理のこと。煩悩が苦しみを生み出す最大の原因とされています。
四聖諦~3.滅諦(めったい)
苦しみなくすことができると言う真理。煩悩をなくすことで、苦しみを完全に取り除くことができると言うことです。
四聖諦~4.道諦(どうたい)
苦しみをなくすための実践方法についての真理です。これは八正道(正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)で見ることができます。
四聖諦のまとめ
四聖諦の4つの要素
1. 苦諦・・・あらゆる苦しみ
2. 集諦・・・苦しみの原因
3. 滅諦・・・苦しみをなくすこと
4. 道諦・・・実践方法
生きていることで生まれる不安、苦しみ、恐怖の原因はなにか?
そして苦しみを減らしたり、なくしたりすることができるのが仏教でいう四聖諦の教えでした。
あれがしたい、これがほしいなど、欲にとらわれ過ぎていると限りがないので逆に苦しみが生まれてしまいます。芸能人や大富豪がお金があっても幸せでなかったりする話しはよく聞きます。これと同じことです。
普通に仕事して生活する人にとって、あまり欲にとらわれ過ぎるといけないので、ほどほどにしておくことです。最初はそこからスタートしてみましょう。その上にあるのが「解脱」です。
苦しみから逃れる方法が解脱です。解脱を説いている教えが世界でたったひとつ、仏教だけです。なかでも法華経をよく理解することで本当の解脱の意味が分かるようになります。
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